Chichen-Itza Tour
今回の旅行の中でも、けっこうメイン度の高いイベント、チチェン・イツァーへのツアーです。
チチェン・イツァーとは・・・
チチェン・イッツァーとは「泉の辺のイッツァー人」という意味で、6世紀頃のマヤ古典期に発達した旧チチェンと、トルテカ文明の影響を受けた10世紀頃の新チチェンからなる、広大な遺跡です。
とのことです。
世界遺産にも登録されている、大きなピラミッドがあり登れるようになっているのですが、観光客の転落死亡事故があったと言うことで、現在は登ることはできません。
さて、そのチチェン。カンクンから行って帰るのは一日がかり。朝8時ごろホテルを出て夜19時ごろに帰ってくるツアーです。
朝起きるのがギリギリになってしまい、近くのコンビニでなんとか飲み物とパン(こっちは甘い菓子パンしかないようで、チョコクロワッサンを選ぶ)を調達。
ロビーでガイドさんと落ち合い、いざ出発!!
今回は私たちを含め、3組のツアーです。
カンクンのダウンタウンを抜け、高速道路に乗り、チチェンに向かいます。
メキシコの高速道路は、かなりゆるい雰囲気。
途中の街を社内観光したり、お土産やさんに立ち寄ったりしつつ、とうとうチチェン到着!
じゃーん!
いくらか過ごしやすい気候(と言われたけど暑いよ)の中、ツアーは進みます。
地元の人、子供が物を売っていたりすると、なんともいない気分になりますが・・・。
マヤ文明は生贄文化(というかなんというか・・・)毎日“明日もいい太陽が昇りますように”と生贄をささげていたんだという。
他の文明と同様、暦もちゃんと出来ていて、春分の日・秋分の日などは狂わずに読み取っていたとか。
十分過ぎるほどの太古のロマンを味わいました。
その後は昼食を済ませて、次なるスポット「セノーテ」に行きます。
さてさて、セノーテとは・・・
セノーテとは、ユカタン半島全体の地下水脈の総称です。
ユカタン半島には川はなく、降ってくる雨水は全て地下水脈へと姿を変えていき、同時に洞窟、セノーテを作り上げていきます。
セノーテは、洞窟上の地盤が雨水の侵食により崩れ落ち出来た自然の大きな井戸のようなものです。
こういった自然の井戸は全てが地下水脈によってつながっており、マヤ族達はこの地下水源から生活用水を取り出していました。
そして、幾つかの泉は、マヤ族特有である生け贄儀式の舞台にも使われていました。
その中でもチチェンイッツァの「聖なる泉」は特に有名で、その泉からは様々な装飾品や人骨が発見されています。
今回参加したのは、このセノーテ(でも生贄用じゃないよ)で泳げる!というプランつきのツアー。
このセノーテで泳ぎました。
ある意味底なしの泉なので、カナヅチの私は「泳がなくていいよ〜」と思っていたのですが、強い強い味方!ライフベスト($2)に助けられ、ひんやり気持ちよいセノーテを満喫したのでした。
遠めに見えるピラミッドに「アディオス!」と別れを告げ、カンクンに戻り、ホテルに戻り・・・
なんと私達はそのままバタンキューで寝てしまいました。